食事で脳のパワーをアップさせよう

食事で脳のパワーをアップ

食事と脳の関係もとても密接です。
うまくいくとダイエットにもつながります。
最近よく頭が回らない……ちゃんと睡眠もとっているのに……なんて嘆いていませんか?
生きていくのにとっても重要なのは「食べる事」です。
脳も身体も元気にしてくれる食事の摂り方をしていれば、脳のパワーがアップします。

どんな食事が脳にいい?

どんな食事が脳にいい

脳に良い食事は、昔ながらの日本食が良いとされています。
脳だけではなく、身体にも良いと言われています。
欧米型の食事だと、体作りをするのには良いといわれていましたが、欧米人に肥満が多いように、脂質や糖質が多めの食事になってしまいます。
若い世代ではカロリーの消費も多いため、欧米型の食事でもいいのかもしれませんが、ある程度年齢を重ねると、糖尿病や動脈硬化の心配が出てくるため、日本食が見直されてきています。
日本食は味噌やしょうゆを使う料理が多いため、塩分に気を配っていれば、健康的な食事と言えるでしょう。
肉より魚を食べましょう。白米よりも玄米を食べましょうと言われ、雑穀米なども人気です。
こういった中で、脳に必要な栄養素はブドウ糖で、ブドウ糖以外の栄養素は脳には入らない。と言われるものがありますが、果たして真実は……?

ブドウ糖と脳の関係

ブドウ糖と脳の関係

ブドウ糖は脳のエネルギー源です。
脳をしっかりと機能させるためには、ブドウ糖が必要不可欠となります。
糖質が消化されるとブドウ糖に変化しますが、摂りすぎると血糖値があがりすぎてしまうため、注意が必要です。
脳の働きを促すには、適度な量のブドウ糖でよいということです。
朝、頭がボーっとして思考回路がうまくいかない場合は、少量のブドウ糖をなめたり、パンにジャムを塗って食べるなどするといいでしょう。

おいしいと感じられるのは脳

おいしいと感じる脳

おいしい食べ物を口にして、「おいしい」と感じるのは、口ではなく脳です。
おいしいと感じられるものは、脳にとって必要だからです。
糖質は甘い物、アミノ酸はうまみ成分、脂は脂肪ですが、これらを口にすると「おいしい」と感じるのは、脳が快感としてとらえているからなのです。

摂りすぎ注意

摂りすぎ注意

脳がおいしいと認識し、必要な栄養素でもある糖質・アミノ酸・脂肪ですが、糖質と脂肪については摂りすぎると肥満につながります。
アミノ酸の一種、うまみ成分のグルタミン酸も摂りすぎると頭痛やかゆみがでると問題になったこともあり、化学調味料の使いすぎはよくありません。
現代では夜遅くまでスーパーが営業しており、24時間営業のコンビニもあり、いつでも欲しいときに好きなだけ食べ物を購入することができます。
普通の食事をしていれば、糖質・アミノ酸・脂肪の摂取量もさほど問題ありませんが、便利だからと夜中にコンビニに走ってしまう食生活が摂りすぎにつながり、脳にも身体にもよくない結果を招きます。
ですから、この3つの栄養素は意識して摂る必要はなく、食べ過ぎず、普通の食事をしていれば十分と言うことになります。

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脳とコレステロール

脳とコレステロール

コレステロールはダイエットの敵!と思われている方も多いでしょう。
健康診断の結果の総コレステロール値も気になりますね。
肥満は生活習慣病の原因にもなりますので、老若男女、年齢を問わず、体重を気にしている人が大勢います。
LDLコレステロールの数値をいかに低くするか四苦八苦していませんか?
単純に、肥満かどうかを判断するにはBMIで判断することができます。

体重(kg)÷[身長(m)]²=BMI
18.2未満:痩せ 18.5~25未満:普通 25以上:肥満

これで肥満かどうか判断できますが、あくまでも目安であり、多少肥満の方が健康的だという調査結果もあります。

太ってた方が脳にはいい?

太ってた方が脳にはいい?

多少太めの方が、中高年では健康でいられると言われていますが、痩せているより、少し太めの方が脳機能がしっかり働いてくれると聞くと驚かれるでしょう。
脳の神経細胞の働きが、コレステロール値が低いとスムーズにいかなくなるのです。
多少太めの方が、脂質やコレステロールが脳へスムーズに運ばれます。
生活習慣病を気にすると、あまりコレステロールを摂取するのは憚れますが、脳機能を考えると、極端にコレステロールをカットするのも考えものなのです。

食べることで脳を活性化できる!

トマトで活性化

ちょっと難しい話題になりますが、脳内物質のセロトニンってどんなものだか知っていますか?
簡単に言うと、幸福感を生む脳内物質です。
セロトニンが不足気味になると、不安な気持ちが頭をもたげてきます。
気持ちを安定させ、脳を活性化させるためには、セロトニンを作る栄養素が含まれている食品を食べることです。
セロトニンそのものが含まれている食べ物は、トマトやバナナ、アボカド、プラムなどです。
手軽にスーパーで購入できるものばかりですね。
もっと簡単にセロトニンを作る方法は、日本食に乳製品をプラスαしてあげることです。
食事と一緒にコップ1杯の牛乳を飲んだり、1切れのチーズを食べるなどです。
どうでしょう。難しいことではありません。

おいしく食べて脳を元気に!

おいしく食べて脳を元気

DHA(ドコサヘキサエンサン)という脂肪酸、名前だけは知っていますよね?
青魚に多く含まれていると言われていて、DHAを摂ると頭が良くなる!なんて言葉を耳にしたこともあるでしょう。
これはあながち嘘ではなく、脳の脂質の1/3をDHAが占めていて、不足すると脳の機能が低下してしまうのです。
DHAが十分に摂れていると、幸福物質のセロトニン、睡眠物質のドーパミンの分泌が活発になり、脳も元気になります。
そのため、DHAを積極的に摂りましょう。

DHAが豊富な食品

DHAが豊富な食品

DHAが多く含まれていることで知られているのが青魚です。
いわしやサンマ、サバなどは時期になるとスーパーの鮮魚コーナーにたくさん並ぶので購入しやすいですね。
青魚だけではなく、うなぎやブリ、マグロのトロにもDHAが豊富に含まれています。
焼き魚、煮魚、握り寿司などでおいしく食べつつ、DHAもたっぷり摂れるということです。
ですが、中には魚が苦手だという人もいるでしょう。
しそ油やえごま油に、DHAと同系列のα-リノレン酸がたっぷりと含まれています。
えごま油が健康にいいと言われて久しいので、ご存知の方もいるかもしれません。
魚が苦手な人は、野菜にそのままかけて、ドレッシング代わりにするのがお勧めです。
ポイントは、しそ油もえごま油も加熱せずに摂取するということです。

脳を刺激して満腹になる

脳を刺激して満腹

脳の満腹中枢が刺激されると、私たちは満腹感を得ます。
満腹中枢が刺激されるのは、食べ始めてから20分後と言われています。
食事をしたあと、「レプチン」というホルモンが分泌され、満腹中枢を刺激して私たちに満腹感を与えるのです。
悲しい事に、体脂肪が多いと、せっかく分泌されたレプチンをうまく受けることができなくなってしまいます。
ですから、いくら食べても中々満腹感を得られず、食べ過ぎてしまうということです。
レプチンをしっかり分泌し、しっかりと脳が受けるためには

食事はゆっくりとよく噛んで食べる
質の良い睡眠を5時間以上とる
体脂肪を減らす

これらを意識しましょう。
食事をゆっくり時間をかけて食べる事で、少量で満腹感を得られるようになります。
要は、レプチンが分泌されるまで、少量の食事で抑えておくということです。
早食いをすると、レプチンが分泌される前に食べすぎの状態になってしまいますし、消化にもよくありません。
どうしても食事量を少なく、満腹感を得たい場合、食事の前にガムを噛んでおくと、噛んでいるという行動から脳が勘違いし、早めにレプチンが分泌されるようになります。

投稿者プロフィール

脳科学吉宗
脳科学吉宗
脳を研究しつづけてきました。脳をきたえる為のトレーニング方法や病気と脳の関連性の記事を書いています。右脳と左脳の違いや動物の脳と人の脳の違いも研究しています。
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